自己満足🤗良いしごと

この5月にお取引きさせていただいたS様、T様についてお話しさせて
いただきます。

メーカーのYさんからご紹介いただき、一緒に土地探しを始めたS様。
ご夫婦とも20代とお若いですが、しっかりとしたお考えをお持ちのお二人。
始めてお会いした時から真剣に話をお聞きいただき、『お手伝いしたいな』
と思うような素敵なお二人です。

まず、色々お聞きしてしまいます。
どんな生活をイメージされているか。
生い立ちは?生活サイクルは?
尋問のように聞いてしまいますが、先々良い物件に巡り合えたときに、きちんと
背中を押してあげなくてはいけない場面がきます。
その時に、私自身も自信を持ってお薦めできるかの判断に絶対必要なんです。

次のお約束は街並み見学です。
前回、地図上でここら辺の駅周辺で探していきましょう。という第一目標ができ
ましたので、一緒に車でぐるぐる回ります。
検討駅周辺の物件案内を含めて、街並みを見学します。
「落ち着いて住みやすそう」と街並みはお気に召していただいた模様。

時間がありましたので、隣の駅周辺もみてみましょう。と見学。
1件物件がありましたので、通りがかりに見ていただくと。。

「ここも良いねぇ」

ん? その物件は私としては60点くらいのイメージでした。
その日は天気も悪くおひらきに。
帰り道、「であれば!  もっと良い物件が近くにある!」と思い出し、S様と
次回のお約束をいただきます。

次週、この物件をご案内しましたら、お二人とも気に入っていただいた様子。
ただ1点、前に進めるにあたり気がかりが・・・

この物件は新しく造成した分譲地なのですが、道路から約1.5mくらい高い
敷地になってます。
当然、土留めをする立派な擁壁があるのですが、地中にも立派な擁壁の底板
があるハズなのです。

①擁壁の底板に新しい建物の荷重がかけられるか?
②地盤が悪かった場合、基礎補強工事のための杭がうてるか?

この2点をクリアしないと、せっかくお客様にお気に召していただいても
住宅を建てるという夢を叶えることができません。

通常、ご契約前に地盤調査はさせていただけません。
売主様へ上記2点が懸念事項のため、強く調査の許可をお願いしたところ、ご承諾
をいただきことができました。

結果、ご契約前に調査をすることができ、担当メーカーの設計士さんからも問題無い
旨の回答を得て無事ご契約への運びとなりました。

今回S様とお打ち合わせさせていただき、改めて感じたことがあります。

『具体的な物件案内の前に、お客様と一緒に街並みを見に行こう』

きっとあの時に隣の駅の物件を見に行かなければ、ずーっと最初の検討駅周辺で探していたかもしれません。
一緒に見学することにより、お客様の欲している部分を知ることができるんだ。と再認識させていただきました。

『懸念事項はすべて解決してから前に進めよう』

全ての解決が出来ないこともありますが、一番の目的を達成することに障害があった
場合は、たとえ物件が無くなってしまっても、解決してから進めよう。
あとで数約万円の工事費用がかかってしまった💦なんてことは地獄です。

前職で得られた事を大切に営業していこう。
という少しキレイな回となりました😅
長くなってしまったのでT様のお話は次回に。